『めっきらもっきら どおんどん』
3~4歳頃から
【あらすじ】
かんたはあそぶ友達を探しに神社まで出かけたが誰もいない。かんたは、しゃくだから大声でめちゃくちゃのうたを歌った。「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん」。すると木の穴から奇妙な声が聞こえてきた。のぞきこむと、ひゅうっと穴に吸い込まれて・・・ゆかいなおばけ3人組とかんたのお話。
思い切り遊ぶ『めっきらもっきら どおんどん』
『めっきらもっきら どおんどん』は、私の大切な作品です。
それは、大学生時代に、人形劇で主人公のかんたを演じたからです。
まずは、人形作りです。
発砲スチロールの大きな塊をカッターで削って、布を張って・・実物大くらいの大きな人形を作りました。
そして、絵本読み込んで、何度も何度も練習します。
舞台設営し、本番の公演。
巡回をして、様々な地域で公演をしました。
本当にたくさんの思い出があります。
私は、かんたになって、ゆかいなおばけたちとたくさんの遊びをしました。
「しっかかもっかか」とは、くびにふろしきを巻いて、「モモンガ―ごっこ」。
「おたからまんちん」とは、ビールの王冠とステキな水晶玉との「おたからこうかん」。
「もんもんびゃっこ」とは、二人で息を合わせて、山まで、月までとぶ勢いのなわとび。
「そらとぶまるた」では、歌を歌って大盛り上がりです。
おなかがすいたら、おもちのなる木を見つけて食べて・・
いっぱい遊んで、いっぱい食べて、大満足のかんた。
でも、お母さんを思い出して、お母さんの名を呼んでしまったら、元の世界へ戻ってしまいました。
行きつ戻りつのファンタジーです。
夢中になって遊んだあの時。
―きみなら おもいだせるかな?